システムの構成(全117問中30問目)
No.30解説へ
商品検索と発注入力が可能なWebシステムについて,時間帯別のトランザクション数を表1に,TPS(Transaction Per Second)による必要なCPU数を表2に示す。このWebシステムに必要かつ十分なCPU数は幾つか。ここで,OSのオーバーヘッドなどの処理については無視でき,トランザクションはそれぞれ時間帯の中で均等に発生するものとする。
出典:平成30年秋期 問13
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解説
このWebシステムが最も混雑するのは11:00~12:00ですので、この時間帯のトランザクション数を基準に必要なCPU数を求めます。
11:00~12:00の時間帯は、商品検索と発注入力を合わせると1時間の間に(43,200+21,600=)64,800回のトランザクションが発生します。つまり、この時間帯のTPS(1秒あたりのトランザクション数)は、
64,800回÷3,600秒=18回
です。この18回を「表2 TPSと必要なCPU数の関係」に照らし合わせると、TPSが「10TPS以上20TPS未満」のところに該当するので、必要なCPU数は「2つ」となります。
11:00~12:00の時間帯は、商品検索と発注入力を合わせると1時間の間に(43,200+21,600=)64,800回のトランザクションが発生します。つまり、この時間帯のTPS(1秒あたりのトランザクション数)は、
64,800回÷3,600秒=18回
です。この18回を「表2 TPSと必要なCPU数の関係」に照らし合わせると、TPSが「10TPS以上20TPS未満」のところに該当するので、必要なCPU数は「2つ」となります。
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