システムの評価指標(全86問中32問目)
No.32解説へ
1件のデータを処理する際に,読取りには40ミリ秒,CPU処理には30ミリ秒,書込みには50ミリ秒掛かるプログラムがある。このプログラムで,n件目の書込みと並行してn+1件目のCPU処理とn+2件目の読取りを実行すると,1分当たりの最大データ処理件数は幾つか。ここで,OSのオーバーヘッドは考慮しないものとする。
出典:平成27年春期 問13
- 500
- 666
- 750
- 1,200
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解説
並列処理の流れを整理して図で表すと次のようになります。上図の赤枠部分を見るとわかるように、50ミリ秒を要する書込み処理が並列処理のボトルネックとなり、1分間に処理できる書込み件数がそのまま最大データ処理件数に相当することがわかります。
1分は「60秒×1,000ミリ秒=60,000ミリ秒」なので、1分当たりの最大データ処理件数は、
60,000ミリ秒÷50ミリ秒=1,200件
したがって「エ」の1,200件が適切です。
1分は「60秒×1,000ミリ秒=60,000ミリ秒」なので、1分当たりの最大データ処理件数は、
60,000ミリ秒÷50ミリ秒=1,200件
したがって「エ」の1,200件が適切です。
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