システムの構成(全117問中68問目)
No.68解説へ
クラスタリングで,処理を実行しているノードXに障害が発生すると,他のノードYに処理が引き継がれる。元のノードXの障害が復旧した後,再びノードYから処理を引き継ぐことを何と言うか。
出典:平成24年春期 問16
- フェールオーバー
- フェールバック
- フォールダウン
- フォールバック
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解説
フェールバック(fail back)は、システム障害時にフェールオーバー機能などにより主系から待機系に引き継がれた処理を、障害回復後に主系に戻す処理のことをいいます。
- フェールオーバーは、主系のシステムで障害が発生したときに、自動的に予備系のシステムに切替えを行うことで、実行中の処理を継ぎ目なく続行する技術、またはそれを実現するシステム構成です。
- 正しい。
- フォールダウンは、モデムや無線LANにおいて通信が失敗したときにその速度を一段階ずつ下げて再処理することで通信の安定化を図る機能です。
- フォールバックは、システムの一部に障害が発生したときに、処理速度の低下や一部機能の制限をしてもシステム全体としては停止することなく処理を続行する縮退運転のことです。
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