システムの評価指標(全86問中80問目)
No.80解説へ
システムの単位時間当たりの故障発生数(故障発生率)はどれか。ここで,MTTRはMTBFに比べて十分に小さいものとする。
出典:平成17年秋期 問33
- 1-MTBFMTBF+MTTR
- 1-MTTRMTBF
- 1MTBF
- 1-MTTRMTBF+MTTR
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解説
MTBFは平均故障間隔、MTTRは平均修復時間を意味します。
この設問では「MTTRはMTBFに比べて十分に小さいものとする」という条件があるためMTTRをゼロとして考えます。あるシステムが故障からの回復後10,000時間運用され、その期間中に故障が2回発生したならば、MTBFの値は、
10,000[時間]÷2=5,000[時間]
システムの単位時間当たりの故障発生数(故障発生率)は、以下のように計算できます。
故障発生率=2[回]/10,000[時間]=1/5,000[回/時間]
つまりMTBFの逆数である1/MTBFになります。したがって「ウ」が正解です。
この設問では「MTTRはMTBFに比べて十分に小さいものとする」という条件があるためMTTRをゼロとして考えます。あるシステムが故障からの回復後10,000時間運用され、その期間中に故障が2回発生したならば、MTBFの値は、
10,000[時間]÷2=5,000[時間]
システムの単位時間当たりの故障発生数(故障発生率)は、以下のように計算できます。
故障発生率=2[回]/10,000[時間]=1/5,000[回/時間]
つまりMTBFの逆数である1/MTBFになります。したがって「ウ」が正解です。
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