オペレーティングシステム(全131問中69問目)
No.69解説へ
ページング方式の仮想記憶を用いることによって,フラグメンテーションの問題を解決できる理由はどれか。
出典:平成24年秋期 問18
- 一連のプログラムやデータを,不連続な主記憶に割り付けることができる。
- 仮想記憶のページ数を主記憶のページ数よりも多くすることができる。
- プログラム全体を1ページに割り付けることができる。
- プログラムのローディング時に主記憶を割り付けることができる。
正解 ア問題へ
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解説
フラグメンテーションとは、主記憶を区画してプログラムに割り当てた結果として生じる主記憶上の不連続な未使用領域のことです。未使用領域の合計が実行するタスクより大きくても不連続なためプログラムをロードすることができず、タスクを実行に使えない領域となっている状態を表しています。
ページング方式は、仮想記憶管理方式の1つで仮想アドレス空間を「ページ」と呼ばれる固定長の区画に分割,同時に主記憶上も同じように固定長に分割して、このページ単位で主記憶と補助記憶装置のアドレス変換を行う方式です。ページング方式の特徴からプログラムに割り当てるメモリが連続である必要はなく、大きなフラグメンテーションがほとんど発生しないため、メモリを無駄にしないという利点があります。
ページング方式は、仮想記憶管理方式の1つで仮想アドレス空間を「ページ」と呼ばれる固定長の区画に分割,同時に主記憶上も同じように固定長に分割して、このページ単位で主記憶と補助記憶装置のアドレス変換を行う方式です。ページング方式の特徴からプログラムに割り当てるメモリが連続である必要はなく、大きなフラグメンテーションがほとんど発生しないため、メモリを無駄にしないという利点があります。
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