オペレーティングシステム(全131問中99問目)
No.99解説へ
入出力管理におけるバッファキャッシュ機能の記述として,適切なものはどれか。
出典:平成20年春期 問27
- 一度アクセスしたデータブロックは再利用される可能性が高いので,入出力に利用したバッファをすぐに解放せず,しばらく保持する。
- 仮想記憶に複数のバッファを用意してデータの参照と更新を行い,プログラムの終了時に一括して磁気ディスクに書き込む。
- 頻繁に使用するファイルに高速にアクセスするために,主記憶の一部を仮想的な記録媒体として割り当てる。
- ファイルの読取りを高速に行うために,複数のバッファを用意して,連続ブロックの先読みを行う。
正解 ア問題へ
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解説
バッファキャッシュ(ディスクキャッシュ)とは、1つのデータがアクセスされたとき、そのデータは近い将来再びアクセスされる可能性が高いことを利用し、ディスクへの入出力を高速に行うための仕組みです。
一度読みだしたデータを主記憶上のバッファキャッシュに格納しておき、2度目以降はディスクからではなくバッファキャッシュから読み出すことで高速なアクセスを実現します。
また書込みにおいても、データを一時的にバッファキャッシュに保存し、しばらくしてからまとめてディスクに書き込むことで高速な動作が可能になります。
一度読みだしたデータを主記憶上のバッファキャッシュに格納しておき、2度目以降はディスクからではなくバッファキャッシュから読み出すことで高速なアクセスを実現します。
また書込みにおいても、データを一時的にバッファキャッシュに保存し、しばらくしてからまとめてディスクに書き込むことで高速な動作が可能になります。
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