ユーザーインタフェース技術(全16問中12問目)
No.12解説へ
ヤコブ・ニールセンのユーザーインタフェースに関する10か条のヒューリスティックスの一つである "システム状態の視認性" に該当するものはどれか。
出典:平成22年秋期 問26
- 異なる画面間でも,操作は類似の手順で実行できる。
- 実行中に処理の進捗度を表示する。
- 入力フォームの必須項目に印を付けて目立たせる。
- 表示する文字の大きさや色が適切で、効果的に画像も使用する。
正解 イ問題へ
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解説
ヤコブ・ニールセンは、デンマーク出身のアメリカの工学博士でありWebユーザビリティ研究の第一人者です。
ヒューリスティックとは経験則の意で、ユーザビリティエンジニアやユーザーインタフェースデザイナが、既知の経験則に照らし合わせてインタフェースを評価し、ユーザビリティ問題を明らかにする評価手法がヒューリスティック評価です。
原文は英語であるヤコブ・ニールセンの10か条のヒューリスティックスを要約すると、
各選択肢がどのヒューリスティックに当てはまるのかを考えてみると、
ヒューリスティックとは経験則の意で、ユーザビリティエンジニアやユーザーインタフェースデザイナが、既知の経験則に照らし合わせてインタフェースを評価し、ユーザビリティ問題を明らかにする評価手法がヒューリスティック評価です。
原文は英語であるヤコブ・ニールセンの10か条のヒューリスティックスを要約すると、
- システム状態の視認性を高める
- 実環境に合ったシステムを構築する
- ユーザーにコントロールの主導権と自由度を与える
- 一貫性と標準化を保持する
- エラーの発生を事前に防止する
- 記憶しなくても、見ればわかるようなデザインを行う
- 柔軟性と効率性を持たせる
- 最小限で美しいデザインを施す
- ユーザーによるエラー認識、診断、回復をサポートする
- ヘルプとマニュアルを用意する
各選択肢がどのヒューリスティックに当てはまるのかを考えてみると、
- 「一貫性と標準化を保持する」に該当します。
- 正しい。「システム状態の視認性を高める」に該当します。
- 「エラーの発生を事前に防止する」に該当します。
- 「最小限で美しいデザインを施す」に該当します。
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