マルチメディア技術(全23問中19問目)
No.19解説へ
音をデジタル化する方法の一つで,音程,音の長さ,音の強弱,音色などを情報として規定しているものはどれか。
出典:平成20年秋期 問21
- Audio Codec '97
- MIDI
- MP3
- PCM
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解説
MIDI(Musical Instrument Digital Interface:ミディ)は、コンピュータやシンセサイザーなどの電子楽器の間で、演奏情報や制御情報をデジタル形式でやり取りするための世界共通規格です。
MIDIデータによって送られる情報は、実際の音ではなく音楽の演奏情報(発音の可否、音の高さ、音の大きさなど)です。実際の音をサンプリングしたものと比較して、機器間でやり取りされるデータ量が非常に小さくて済む利点があります。
MIDIデータによって送られる情報は、実際の音ではなく音楽の演奏情報(発音の可否、音の高さ、音の大きさなど)です。実際の音をサンプリングしたものと比較して、機器間でやり取りされるデータ量が非常に小さくて済む利点があります。
- Audio Codec '97は、Intel社が1996年に提唱したサウンド機能を実現するためのLSIの規格です。
- 正しい。MIDIは電子楽器同士で演奏情報をやり取りするための規格です。
- MPEG Audio Layer-3の略。音声圧縮技術の1つであり、その技術を用いてつくられる音声フォーマットです。聴こえる範囲では、極端な音質の劣化を伴わずに圧縮できることや、再生可能機器が市場に出回っていることから広く普及しています。
- Pulse Code Modulationの略で、パルス符号変調のことです。音声などのアナログ信号をデジタル化するための手法の一つで、「標本化」「量子化」「符号化」と3段階の工程を経て、原信号をデジタルデータ化します。
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