マルチメディア応用(全19問中8問目)
No.8解説へ
表示装置には色彩や濃淡などの表示能力に限界がある。一つ一つの画素では表現可能な色数が少ない環境でも,幾つかの画素を使って見掛け上表示できる色数を増やし,滑らかで豊かな階調を表現する手法はどれか。
出典:平成29年春期 問25
- インデックスカラー
- オーバーレイ
- カーニング
- ディザリング
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解説
- インデックスカラーは、ピクセルごとの色をRGB値で直接指定するのではなく、あらかじめ用意したカラーテーブルの「何番目の色を使用するか」という参照番号で表示色を指定する方式です。GIFやPNG-8などで使用されています。
- オーバーレイは、画像や動画の上に別の画像を重ね合わせて表示させる技法です。
- カーニングは、文字間隔が等しく見えるように半角英字同士の間隔を調整する機能です。
- 正しい。ディザリング(Dithering)は、描画に使える色数が限られた状態で、より多くの階調を表現するための技法です。ドットパターンを用いて中間色を表現することで、見かけ上の色数を増加させます。
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