トランザクション処理(全65問中32問目)
No.32解説へ
RDBMSのコストベースのオプティマイザの機能の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成25年秋期 問28
- RDBMSが収集した統計情報を基に予測した実行計画を比較して,アクセスパスを選択する。
- アプリケーションプログラムの動きを基に予測したアプリケーション全体の実行計画を比較して,アクセスパスを選択する。
- インデックスが定義された列では,必ずいずれかのインデックスを用いたアクセスパスを選択する。
- 複数のアクセスパスが使用可能な場合は,ルールの優先度が上位のアクセスパスを選択する。
正解 ア問題へ
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解説
オプティマイザ(optimizer)は、SQL文が実行された際、対象となるレコードの取得時間を最小とするようにアクセスパスを最適化するデータベース管理システム(DBMS)の機能です。
レコードを取得するためには、インデックスの使用や表全体の読込みなどの複数の方法が考えられます。オプティマイザはクエリの実行計画を評価し、問合せ内容に応じて最も効率がよい方法を選択します。
アクセスパスを選択する基準には設問に問われている「コストベースアプローチ」の他に「ルールベースアプローチ」もあります。
レコードを取得するためには、インデックスの使用や表全体の読込みなどの複数の方法が考えられます。オプティマイザはクエリの実行計画を評価し、問合せ内容に応じて最も効率がよい方法を選択します。
アクセスパスを選択する基準には設問に問われている「コストベースアプローチ」の他に「ルールベースアプローチ」もあります。
- コストベースアプローチ
- DBMSに蓄積された表やインデックスの統計情報をもとにコストを見積り、その結果に基づいて最も効率的な実行計画を作成する方法
- ルールベースアプローチ
- 複数のアクセスパスが存在する場合に、アクセスパスの優先順位などのような一定のルールに従って実行計画を作成する方法
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