データベース設計(全65問中37問目)
No.37解説へ
データの正規化に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成22年春期 問31
- 正規化は,データベースへのアクセスを向上させるために行う。
- 正規化を行うと,複数の項目で構成される属性は,単一の項目をもつ属性に分解される。
- 正規化を完全に行うと,同一の属性を複数の表で重複してもつことはなくなる。
- 非正規形の表に対しては,選択,射影などの関係演算は実行不可能である。
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解説
- 正規化は、データの冗長性を排除して、データの一貫性と整合性を保つために行われます。逆に正規化を行うと表が複数に分割されるので、結合などに余分な処理時間がかかるようになり、アクセス効率が下がることもあります。
- 正しい。繰り返し項目を持つレコードは、第1正規化の段階でそれぞれの単独のレコードに分割されます。
- 主キーと外部キー、または複合キーなどの属性は正規化を完全に行っても複数の表で同じ属性が存在することになります。
- 非正規形の表に対しても関係演算を行うことは可能です。
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