データ操作(全67問中58問目)
No.58解説へ
主キーをもつある行を削除すると,それを参照している外部キーへ既定値を自動的に設定するために指定するSQLの語句はどれか。
出典:平成18年秋期 問70
- CASCADE
- CHECK
- RESTRICT
- SET DEFAULT
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解説
関係データベース管理システム(RDBMS)では、参照整合性を維持するため、ある行が削除・更新されるときそれを参照する他の行が別表に残ってしまうことを許しません。SQLでは、データ操作によってこのようなことが起きた場合に発生させる5種類の参照操作(CASCADE,RESTRICT,NO ACTION,SET NULL,SET DEFAULT)を規定しています。
- CASCADE句は、参照される側の行が削除・更新された場合、それを参照する側の行も同時に削除・更新する指定です。
- CHECK句は、属性に設定できる値の範囲を制限するための指定です。
- RESTRICT句は、参照する側の行が残っている場合には参照される行の更新・削除をできないようにする指定です。
- SET DEFAULT句は、参照される側の行が削除・更新された場合、それを参照する側の行に規定値(デフォルト値)を設定する指定です。
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