データ操作(全67問中65問目)
No.65解説へ
関係データベースのトリガ(trigger)に関する記述として,適切なものはどれか。
出典:平成17年春期 問64
- 参照命令発行時に動作する。
- データの変更操作時に動作する。
- ほかのトリガから起動されることはない。
- ロールバック処理実行時に動作する。
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解説
トリガ(trigger)は、関係データベースにおいて、ある表や行に対して特定の操作(INSERT,DELETE,UPDATE)が行われたことを契機として自動的に指定した処理を行わせる仕組み、又はその際に実行されるプログラムです。
トリガは実行タイミング、実行する条件式を含めた"CREATE TRIGGER"文によって作成されます。トリガを使用することでデータ操作の制限、操作ログの記録、関連データへの自動反映など付随的な処理を行わせることができます。予めDBMS内に保存されている手続きが呼び出されるという点ではストアドプロシージャと同じですが、明示的に起動することはできず、条件に合致した際にDBMSにより自律的に呼び出されるという点で異なります。
トリガは実行タイミング、実行する条件式を含めた"CREATE TRIGGER"文によって作成されます。トリガを使用することでデータ操作の制限、操作ログの記録、関連データへの自動反映など付随的な処理を行わせることができます。予めDBMS内に保存されている手続きが呼び出されるという点ではストアドプロシージャと同じですが、明示的に起動することはできず、条件に合致した際にDBMSにより自律的に呼び出されるという点で異なります。
- トリガは行の変更に反応して実行されるので、行を変更しない参照動作(SELECT文)に対するトリガは作成できません。
- 正しい。
- あるトリガーが別のトリガーを起動する操作を実行したときにはトリガが立て続けに実行されることになります。
- ロールバック処理実行時ではなく、表や行に対して指定した条件に合致する操作が行われたときに動作します。
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