オリジナル模擬試験1 問14
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パイプラインの性能を向上させるための技法の一つで,分岐条件の結果が決定する前に,分岐先を予測して命令を実行するものはどれか。
- アウトオブオーダー実行
- 遅延分岐
- 投機実行
- レジスタリネーミング
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解説
パイプライン処理では、処理命令を先読みするためプログラム中に分岐命令などがあると、先読みした処理が無駄になってしまうことがあります。(分岐ハザード)
投機実行は、分岐の結果が出る前に分岐先を予測して命令を実行する方式で、予測の精度が高ければ処理継続ができるので性能向上が期待できます。
投機実行は、分岐の結果が出る前に分岐先を予測して命令を実行する方式で、予測の精度が高ければ処理継続ができるので性能向上が期待できます。
- 命令実行効率を上げるために、プログラムに書かれた順番とは変えて実行する手法です。複数命令の同時実行の可能性を広げる最適化手法の1つです。
- 分岐命令の後に続く命令を先に実行した後、実際の分岐を行う方式です。
- 正しい。
- アウトオブオーダー実行などを行うと、本来のプログラムとは異なる順番で命令を実行することがあります。この時使用されるレジスタでの入出力の整合性を保つために、コンパイラまたはCPUが使用するレジスタ名を変えて対応することです。
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