令和2年秋期試験問題 午前問72
問72解説へ
企業システムにおけるSoE(Systems of Engagement)の説明はどれか。
- 高可用性,拡張性,セキュリティを確保しながら情報システムを稼働・運用するためのハードウェア,ソフトウェアから構成されるシステム基盤
- 社内業務プロセスに組み込まれ,定型業務を処理し,結果を記録することによって省力化を実現するためのシステム
- データの活用を通じて,消費者や顧客企業とのつながりや関係性を深めるためのシステム
- 日々の仕訳伝票を入力した上で,データの改ざん,消失を防ぎながら取引データベースを維持・管理することによって,財務報告を行うためのシステム
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解説
SoE(Systems of Engagement)は、ITシステムをその目的で分類した概念であり、企業システムのうち、顧客や企業との関係性を深めるために構築されるシステムのことです。
SNSやモバイルアプリ、Webサイトなどのようにユーザーとの接点となり、人と人との繋がりを生み、それを維持していくことを主眼とするシステムがSoEに該当します。システムとしては正確さや厳格さより、UI/UX、柔軟性、変化に対する適応性などが重視されます。
これに対して、従来からある基幹システムのようにビジネス上のデータを正確に記録することを主眼とするシステムは、SoR(Systems of Record)と呼ばれます。
SNSやモバイルアプリ、Webサイトなどのようにユーザーとの接点となり、人と人との繋がりを生み、それを維持していくことを主眼とするシステムがSoEに該当します。システムとしては正確さや厳格さより、UI/UX、柔軟性、変化に対する適応性などが重視されます。
これに対して、従来からある基幹システムのようにビジネス上のデータを正確に記録することを主眼とするシステムは、SoR(Systems of Record)と呼ばれます。
- ハイアベイラビリティ(HA)システムやミッションクリティカルシステムの説明です。
- RPA(Robotic Process Automation)の説明です。
- 正しい。SoEの説明です。
- SoR(Systems of Record)の説明です。
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