オリジナル模擬試験3 問23

Webコンテンツの情報アクセシビリティへの配慮のうち,適切なものはどれか。

  • HTMLのtable要素を,ページのレイアウトのために活用する。
  • HTMLのtitle要素には,ページごとに個別のタイトルを記述せず,すべてのページのタイトルをサイト名で統一する。
  • Webコンテンツを表現するに当たっては,色や形だけに依存せず,テキストを併用する。
  • 頻繁に使用されるナビゲーション用のボタンは,各ページのレイアウトに応じて開いているスペースに配置する。
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分野:テクノロジ系
中分類:ユーザーインタフェース
小分類:ユーザーインタフェース技術
解説
アクセシビリティとは、「年齢や身体的制約・利用環境などにかかわらず、Webサイトにアクセスできサイト内を利用できるかどうか、またはその度合い」のことをいいます。
  • 本来、表組みのための要素であるtableをレイアウトに使用すると、音声読上げブラウザがコンテンツを正しい順序で読上げできなくなるなどの弊害が生じます。
  • title要素は、音声読上げブラウザで先頭に読上げられ、利用者がそのページを閲覧するかどうかを判断する材料になります。すべて同じタイトルでは、ページの内容を読み上げるまでそのページに記述されている内容が分からなくなるため不適切です。
  • 正しい。音声読上げブラウザが認識するのはテキストのみなので、画像がなくても内容がわかるような配慮をする必要があります。
  • ナビゲーション用のボタン(メニュー)位置は、ページごとに変えるのではなくサイト内の決まった位置に配置することでわかりやすくなるため利用者がサイトの操作を習得しやすくなります。

出典


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