オリジナル模擬試験3 問59
問59解説へ
内部統制として効果的な職務の分離の説明はどれか。
- 開発部門のプログラマが運用部門のオペレーターを兼務しない。
- 購買管理で購入物品の検品と検品確認入力を同じ担当者が行わない。
- 資材管理で資材の搬入確認と搬入確認入力を兼務しない。
- 電子送金システムでシステムの始動と送金操作を同じ担当者が行わない。
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解説
職務の分離とは、業務の担当者と承認者を分離するなど、職責と権限を適切に分配することでそれぞれの担当者間で相互牽制が働く仕組みを作ることをといいます。内部統制では、業務の適正さを保つ組織体制を築き維持していくことが求められるので、職務の分離は内部統制システムを有効に機能させるために有効な要素と言えます。
- 正しい。部署を超えて業務を兼務することは不正や誤りの温床になるため分離することが適切です。
- 購入物品の検品と検品確認入力は、同一部署で行われる一連の作業なので問題ありません。
- 資材の搬入確認と搬入確認入力は、同一部署で行われる一連の作業なので問題ありません。
- システムの始動と送金操作は、同一部署で行われる一連の作業なので問題ありません。
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