オリジナル模擬試験3 問62
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システム開発と取引のための共通フレーム(SLCP-JCF2007)の目的はどれか。
- ISO/IECのSLCPの内容を基にして,対象範囲にシステム監査を加え,ソフトウェア取引に関する提案責任と管理責任を明確にすること
- ソフトウェア開発作業全般にわたって「共通の物差し」を使うことによって,作業範囲・作業内容を明確にし,取得者と供給者の取引内容を明確にすること
- ソフトウェアを適切に購入・使用するためのガイドラインを示すことによって,ソフトウェアの適切な取引及び管理を促進すること
- 特定の業種やシステム形態,開発方法論などに極力依存しないよう配慮し,社内の部門間での取引を除く受発注契約をスムーズに遂行すること
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解説
共通フレームは、ソフトウェア取引を対象とし、取得者と供給者、双方の目安とするためにソフトウェアのライフサイクルを可視化して「共通の物差し」を規定したものです。業務分析、業務設計、及びソフトウェアを中心としたシステムの企画、要件定義、開発、運用、保守、及びそれらにかかわる諸活動を「プロセス」「アクティビティ」「タスク」「リスト」の4階層で定義しています。
- 共通フレームには、プロセスごとに作業の主体者を定義し責任の範囲を明確化していますが、ソフトウェア取引全体に対しての提案責任や管理責任について定義されていません。
- 正しい。
- ソフトウェア管理ガイドラインの説明です。
- 共通フレームには受発注されるシステムだけでなく、開発作業全般についても記述されています。
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