令和5年春期試験問題 午前問24
問24解説へ
NFC(Near Field Communication)の説明として,適切なものはどれか。
- 静電容量式のタッチセンサーで,位置情報を検出するために用いられる。
- 接触式ICカードの通信方法として利用される。
- 通信距離は最大10m程度である。
- ピアツーピアで通信する機能を備えている。
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解説
NFC(Near Field Communication)は、数cm~10cm程度の至近距離での無線通信を行う国際標準規格です。非接触型ICカードの技術に基づいて携帯電話やウェアラブルデバイスなどに搭載されることを前提として開発されたものであり、おサイフケータイ機能、Suicaなどの交通系ICカード、WAON、楽天Edy、nanacoなどの電子マネー系ICカードで使用されている通信技術です。
- 近距離無線通信の規格なので、タッチセンサーは有しません。
- 電子マネー、交通系ICカード、かざすだけのスマートフォン通信など、非接触式ICカードの通信方法として利用されています。
- 通信距離は最大で10cm程度です。
- 正しい。リーダーを介さずにNFC対応の機器同士で通信できます。最近のスマートフォンにはNFCタグが搭載されていて、スマートフォン同士を近づけることで情報をやり取りできるなどがピアツーピア通信の例です。
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