令和6年春期試験問題 午前問32
広告
解説
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、ネットワークのデフォルトゲートウェイとなるルータやL3スイッチの冗長構成を実現するプロトコルです。RFC5798として標準化されています。
VRRPでは複数台のルータに共通して使える仮想IPアドレス・仮想MACアドレスを用意し、障害発生時には2つのアドレスをフェールオーバーで待機系に移すことで継ぎ目なく処理を続行します。この仕組みによってホストのデフォルトゲートウェイの設定値などを変更することなしに、送信先の装置を正常稼働するものに置き換えることが可能になっています。
VRRPでは複数台のルータに共通して使える仮想IPアドレス・仮想MACアドレスを用意し、障害発生時には2つのアドレスをフェールオーバーで待機系に移すことで継ぎ目なく処理を続行します。この仕組みによってホストのデフォルトゲートウェイの設定値などを変更することなしに、送信先の装置を正常稼働するものに置き換えることが可能になっています。
- Point-to-Point Protocolの略。電話回線を通じてコンピュータをネットワークに接続するダイヤルアップ接続においてよく使われる、2点間を接続してデータ通信を行うための通信プロトコルです。
- Reverse Address Resolution Protocolの略。ARPがIPアドレスから機器のMACアドレスを得るのとは逆に、機器固有のMACアドレスから対応するIPアドレスを取得するためのプロトコルです。
- Simple Network Management Protocolの略。TCP/IPネットワーク上でネットワーク上の機器の情報を収集して、監視や制御を行うためのプロトコルです。
- 正しい。VRRPは、複数台のルータを束めて冗長化するプロトコルです。
広告