平成15年春期試験問題 午前問18
問18解説へ
メモリインターリーブを説明したものはどれか。
- 主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし,事実上無限のメモリ空間を提供する方式である。
- 主記憶と磁気ディスク装置のアクセス速度の差を補うために,補助的な記憶装置を両者の間に置く方式である。
- 主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行うことを可能とした方式である。
- 主記憶を複数の領域に分け,複数のメモリ領域に並列できるようにした方式である。
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解説
メモリインターリーブは、物理上はひとつである主記憶領域を、同時アクセス可能な複数の論理的な領域(バンク)に分け、それぞれのバンクに対してデータの読み書きを並列で行うことにより、メモリアクセスの高速化を図る技術です。メモリインターリーブでは、奇数アドレスはバンク1、偶数アドレスはバンク2というように、連続したアドレスを複数のバンクに割り振っていきます。通常は、連続するアドレスに次々とアクセスされることが多いため、見かけ上並列アクセスしているようになり、実効アクセス時間が短くなります。「主記憶に並列アクセス」ときたらメモリインターリーブです。
- 仮想記憶の説明です。
- ディスクバッファの説明です。
- DMA制御方式の説明です。
- 正しい。メモリインターリーブの説明です。
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