平成16年春期試験問題 午前問47
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解説
J2EEは、Java言語の標準機能(API)をまとめたJ2SE(バージョン5.0以降はJavaSE)に、サーバサイドでのアプリケーション構築に必要となる機能をまとめたものです。以下にJ2EEに含まれるAPI群を示します。
- JDBC(Java Database Connectivity)
- データベースアクセス
- EJB(Enterprise JavaBeans)
- ビジネス・ロジックのコンポーネント
- Servlet
- Webアプリケーション
- JSP(JavaServer Pages)
- Webアプリケーション
- JMS(Java Message Service)
- メッセージ・サービス
- JTA(Java Transaction API)
- トランザクション制御
- JavaMail
- メール・アプリケーション
- JAF(JavaBeans Activation Framework)
- Java Beansの拡張
- JAXP(Java API for XML Processing)
- XMLパーサー
- JAAS(Java Authentication and Authorization Service)
- ユーザー認証/承認
- Common Gateway Interfaceの略。ユーザーの入力した情報によって表示するWebページを変化させるなど、動的なWebページを作成するための仕組みです。CGIはそれぞれが独立したプロセスとして動作することや、使用するプログラム言語の制約がない点がサーブレットと異なります。
- HyperText Markup Languageの略。Webページを記述するために、タグを使って文書構造を表現するマークアップ言語です。
- JavaScriptは、HTML内に記述され、ブラウザ上で実行されるスクリプトを記述するためのプログラム言語です。主にユーザーの動きに反応するインタラクティブなWebページの構築のため使用されます。JavaとJavaScriptは名前が似ていますが全く別のプログラム言語です。
- 正しい。Servlet(サーブレット)はJ2EEの構成技術であり、Webサーバ上で動的にWebページを作成するためにJava言語で記述されたプログラム群です。
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