平成17年秋期試験問題 午前問4

関数ƒ(x)は,引数も戻り値も実数型である。この関数を使った,①~⑤から成る手続を考える。手続の実行を開始してから十分な回数を繰り返した後に,③で表示されるyの値に変化がなくなった。このとき成立する関係式はどれか。
  1. x←a
  2. y←ƒ(x)
  3. yの値を表示する。
  4. x←y
  5. ②に戻る。

  • ƒ(a)=y
  • ƒ(y)=0
  • ƒ(y)=a
  • ƒ(y)=y
正解 問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:アルゴリズムとプログラミング
小分類:アルゴリズム
解説
yの値が一定であるということは、十分な回数を繰り返すと「y=ƒ(x)」の関係が成立するということになります。さらに②の処理でƒ()の引数となっているxには、次のように④の処理(x←y)においてyが代入されていることがわかります。

 ④ x←y //x=y
 ② y←ƒ(x) //ƒ(x)=ƒ(y)
 ③ yの値を表示する。

つまりƒ(x)=ƒ(y)となり、上記の式のƒ(x)はƒ(y)に置き換えることができるので「y=ƒ(y)」の関係式が成立しています。

この問題の出題歴


Pagetop