平成17年春期試験問題 午前問28
問28解説へ
2階層型のクライアントサーバ方式の業務システムを,ストアドプロシージャを使って書き直す場合,最も期待できる効果はどれか。
- クライアントとサーバ間の通信回数が減少する。
- サーバのCPU負荷が減少する。
- サーバのディスクアクセスの回数が減少する。
- データベースへの,より複雑なアクセスが可能となる。
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解説
ストアドプロシージャ(Stored Procedure)は、複数のSQL文から成るデータベースに対する一連の処理をまとめた手続きにして、データベース管理システムに格納したものです。利用者は通常のクエリを発行する代わりに、データベース管理システム内の手続きをCall命令で呼び出すことによって目的の処理を実行させることができます。
ストアドプロシージャの主な利点は次の3点です。
ストアドプロシージャの主な利点は次の3点です。
- 1回の要求でデータベースに複数のクエリを発行することができるので、クライアントから直に同数のクエリを発行する場合と比較して、クライアント-サーバ間のネットワーク負荷の軽減が期待できる。
- 複雑な処理の標準化・共有化ができる。
- SQL文を1つずつ発行する場合と比較して手間が少ない。
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