平成18年秋期試験問題 午前問65

次のSQL文は,和,差,直積,射影,選択の関係演算のうち,どの関係演算の組合せで表現されるか。ここで,下線部は主キーを表す。

SELECT 納品.顧客番号,顧客名 FROM 納品,顧客
  WHERE 納品.顧客番号 = 顧客.顧客番号
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  • 差,選択,射影
  • 差,直積,選択
  • 直積,選択,射影
  • 和,直積,射影
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分野:テクノロジ系
中分類:データベース
小分類:データ操作
解説
選択肢の関係演算はそれぞれ次のような操作です。
2つの表の共通行を取り除く
選択
表から行を抽出する
射影
表から列を抽出する
直積
表の行同士の全ての組合せを得る
2つの表を和演算で統合する
設問のSQL文では、「FROM 納品,顧客」で1つの表を統合(直積)してから、「WHERE 納品.顧客番号=顧客.顧客番号」で条件に合う行を抽出(選択)し、最後に「SELECT 納品.顧客番号」で"顧客番号"列を抽出(射影)しています。

したがって正しい組合せは「直積,選択,射影」です。

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