平成18年春期試験問題 午前問21
広告
解説
ベクトルコンピュータは、パイプラインで並列処理を行うベクトルプロセッサを搭載したコンピュータで、気象予測や物理学研究所のような非常に複雑で大規模な演算が必要となる現場で使われています。
科学技術計算では、扱える値の範囲が広い浮動小数点演算が用いられるので、ベクトルコンピュータやスーパーコンピュータの性能指標には浮動小数点演算のベンチマークが用いられます。
科学技術計算では、扱える値の範囲が広い浮動小数点演算が用いられるので、ベクトルコンピュータやスーパーコンピュータの性能指標には浮動小数点演算のベンチマークが用いられます。
- Dhrystone(ドライストーン)は、整数演算性能のベンチマークです。
- 正しい。FLOPS(フロップス)は、1秒間に浮動小数点数演算を何回できるかという能力を表した指標です。
- MIPS(ミプス)は、1秒間に何百万個の命令が実行できるかを表した指標です。
- SPECintは、非営利団体SPECが策定した整数演算能力を評価するベンチマークです。SPECには浮動小数点演算能力を評価する「SPECfp」というベンチマークがあります。
広告