平成18年春期試験問題 午前問53
問53解説へ
TCPを使用したデータ転送において,受信ノードからの確認応答を待たずに,連続して送信することが可能なオクテット数の最大値をなんと呼ぶか。
- ウィンドウサイズ
- 確認応答番号
- シーケンス番号
- セグメントサイズ
広告
解説
ウィンドウサイズは、TCP通信において受信側が現在受信可能なデータサイズを送信側に伝えるために使用されるTCPヘッダー内のフィールドです。
送信側ではウィンドウサイズで指定されたデータを送信し、そのデータの受信確認応答を待つ間に、最新の確認応答内のウィンドウサイズを確認してデータを送信することを繰り返します。このようにデータの確認応答を待たずに次のデータ送信を行うことで、TCPでは効率のよいデータ転送が可能となっています。
送信側ではウィンドウサイズで指定されたデータを送信し、そのデータの受信確認応答を待つ間に、最新の確認応答内のウィンドウサイズを確認してデータを送信することを繰り返します。このようにデータの確認応答を待たずに次のデータ送信を行うことで、TCPでは効率のよいデータ転送が可能となっています。
- 正しい。
- ACK番号とも呼ばれます。受信側がどのパケットまでを正しく受信できているかを送信側に伝えるためのフィールドです。
- 送信側が送るデータの先頭バイト番号を受信側に伝えるためのフィールドです。
- 受信可能なセグメントの最大サイズを相手側に伝えるためのオプションフィールドです。
広告