平成18年春期試験問題 午前問75

情報システムへの脅威とセキュリティ対策の組合せのうち,適切なものはどれか。

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分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ対策
解説
  • 地震と火災の規模が大きいとシステムが物理的に破壊されてしまう可能性があるので、コンピュータ内での二重化は有効な対策ではありません。
  • ディスクアレイは複数の磁気ディスク装置を組み合わせることで大容量化、信頼性の向上、アクセス速度の向上などを図る技術、ファイアウォールは、ネットワーク外からの不正パケットを遮断する技術ですが、両方とも盗難や物理的破壊などが発生したデータを復元することはできません。データを物理的な破壊から守るには、別の媒体へのバックアップ、盗難から守るには媒体に保存されているデータの暗号化やコンピュータにセキュリティワイヤを取り付けるなどの方法が有効です。
  • HDLC(High-Level Data Link Control)は、高効率・高信頼性の伝送制御手順です。CRCはHDLCに採用されている誤り検出方式なので不正アクセスの対策にはなりません。
  • 正しい。デジタル署名は、公開鍵暗号方式を使ってデジタル文書の正当性を保証する技術で、「発信元が正当であるか」と「改ざんの有無」の2点を確認することができます。

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