平成25年春期試験問題 午前問48
問48解説へ
ブラックボックステストのテストデータの作成方法として,最も適切なものはどれか。
- 稼動中のシステムから実データを無作為に抽出し,テストデータを作成する。
- 機能仕様から同値クラスや限界値を識別し,テストデータを作成する。
- 業務で発生するデータの発生頻度を分析し,テストデータを作成する。
- プログラムの流れ図から,分岐条件に基づいたテストデータを作成する。
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解説
ブラックボックステストは、システムの内部構造を考慮せず、システムに与える入力とそれに対する出力だけに着目して、入力に対する出力が仕様書どおりになっているかを検証するテストです。内部でどのような処理が行われているのかは無視するため、システムの内部をブラックボックス(中が見えない箱)に見立てて「ブラックボックステスト」といいます。主にシステムテストや運用テストで用いられます。
ブラックボックステストの具体的なテスト手法としては、同値分割、限界値分析、原因-結果グラフ、エラー推測などがあります。
ブラックボックステストの具体的なテスト手法としては、同値分割、限界値分析、原因-結果グラフ、エラー推測などがあります。
- 有効なデータが正しく処理されるだけでなく、無効なデータがエラーとして処理されるか否かも検証しなくてはなりません。
- 正しい。有効データと無効データのそれぞれに対して正しい出力が得られるかどうかを検証可能なテストデータでなければなりません。
- ブラックボックステストでは、発生頻度ではなく入力データの範囲を分析してテストデータを作成します。
- ブラックボックステストではプログラムの内部構造に着目しません。
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