平成28年春期試験問題 午前問37
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解説
AES(Advanced Encryption Standard)は、アメリカ合衆国の次世代暗号方式として規格化された共通鍵暗号方式です。アメリカの旧国家暗号規格であったDES(Data Encryption Standard)の鍵長が56ビットであったのに対して最大256ビットの鍵長を利用することが可能で強度が高くなっています。
日本でも「電子政府推奨暗号リスト」に掲載されているほか、無線LANの暗号化規格WPA2の暗号化方式としても採用されています。
日本でも「電子政府推奨暗号リスト」に掲載されているほか、無線LANの暗号化規格WPA2の暗号化方式としても採用されています。
- 正しい。
- ElGamal暗号は、非常に大きな数の離散対数問題を解くことが困難であることを利用した公開鍵暗号方式です。共通鍵を安全に共有する方法であるDiffie-Hellman法の技術を暗号化方式に応用したものです。
- RSAは、けた数の大きな数の素因数分解に膨大な時間がかかることを利用した公開鍵暗号方式です。
- 楕円曲線暗号は、楕円曲線上の離散対数問題を解くことが困難であることを利用した公開鍵暗号方式です。
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