メモリ(全72問中65問目)
No.65解説へ
CPUと主記憶の間に置かれるキャッシュメモリにおいて,主記憶のあるブロックをキャッシュメモリの複数の特定ブロックと対応づける方式はどれか。
出典:平成18年春期 問20
- セットアソシエイティブ方式
- ダイレクトマッピング方式
- フルアソシエイティブ方式
- ライトスルー方式
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解説
- 正しい。セットアソシエイティブ方式は、ダイレクトマッピングとフルアソシエイティブの中間に位置する方式で、キャッシュメモリの連続したブロックを"セット"としてまとめ、セットの中であればどのブロックでも格納することができる方式です。
- ダイレクトマッピング方式は、主記憶のアドレスを入力値としてハッシュ演算等を行い、その演算結果から導出されたキャッシュメモリのブロックに格納対象の主記憶のブロックを対応付ける方式です。
- フルアソシエイティブ方式は、主記憶のブロックをキャッシュメモリ上のどのブロックにも格納することができる方式です。ダイレクトマッピングよりも柔軟ですが、ブロックの対応をすべて記憶しておく必要があるため、データ管理と検索のコストが高いという特徴があります。
- ライトスルー方式は、キャッシュメモリと主記憶の同期をとるための書き込み方式で、CPUから書込み命令が出たときにキャッシュメモリと同時に主記憶にも書き込みます。
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