オリジナル模擬試験1 問46
問46解説へ
ユーザビリティに配慮したWebサイト設計として適切である事例はどれか。
- エラーが発生した際には,ユーザーにエラー発生のコード行とエラーコードを知らせる。
- サイト内の統一感を持たせるために,ナビゲーションメニューを全ページで同じ配置にする。
- 画像や動画をなるべく多く,逆に文字は少なめにし,華やかなデザインになるようにする。
- 初心者が操作に迷わないように,上級者向けのショートカット機能やカスタマイズ機能は用意しない。
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解説
ヤコブ・ニールセンの10ヒューリスティックス(経験則)に基づいて事例を考察します。
- 一般の利用者にはエラーコードなど全く理解できません。エラーメッセージは平易な言葉で表現し、利用者に何が問題なのかをわかるようにし、またその解決策を提示するべきです。
- 正しい。メニュー位置やデザインがページごとに異なるサイトは、サイトの統一感を損なうだけでなくユーザーを混乱させてしまいます。ナビゲーションメニューを全ページで統一したサイトには、ユーザーは容易に慣れることができます。
- 必要以上の大量の画像を使ったサイトでは、読込み時間がかかりユーザーにストレスを感じさせてしまいます。
またFlashを使ったサイトも見栄えはしますが、操作の仕方が通常のHTMLページと異なりこともあり敬遠するユーザーも存在します。 - 柔軟性と効率性のヒューリスティックスです。アクセラレータ機能(初心者からは見えない)などを用意することにより、使いなれた人ならば操作スピードをアップすることができます。初心者と経験者両方の要求を満たすために、ショートカットやカスタマイズ機能を用意することが望ましいとされています。
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