平成19年秋期試験問題 午前問69
問69解説へ
ストアドプロシージャの特徴として,適切なものはどれか。
- SQL文の実行順序を制御することはできない。
- SQL文をクライアントにダウンロードして実行する。
- 共通のSQL文によるアクセス手続をアプリケーションに提供する。
- 複数のSQL文を含んではならない。
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解説
ストアドプロシージャは、データベースに対する一連の処理をまとめた手続きにして、データベース管理システム(DBMS)に保存したものです。利用者は通常のクエリを発行する代わりに、DBMS内の手続きを呼び出すことによって目的の処理を実行させることができます。
クライアントからサーバに対してのストアドプロシージャ1回の要求で、データベースに複数のクエリを発行することができるので、クライアントから直に同数のクエリを発行する場合と比較して、クライアント-サーバ間のネットワーク負荷の軽減が期待できます。
クライアントからサーバに対してのストアドプロシージャ1回の要求で、データベースに複数のクエリを発行することができるので、クライアントから直に同数のクエリを発行する場合と比較して、クライアント-サーバ間のネットワーク負荷の軽減が期待できます。
- 呼出し時に「引数」を使うことで手続きの内容を動的に制御することができます。
- クライアントが呼出し命令を送信することでDBMS内に保存されているストアドプロシージャを実行します。
- 正しい。定型的に使用される処理を共通化することが可能です。
- 複数のSQL文をまとめた一連の手続きを1つの処理単位として登録しておくことができます。
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