平成19年秋期試験問題 午前問68
問68解説へ
データベースを更新するトランザクションが異常終了したとき,DBMSが行なうべき処理はどれか。
- 後退復帰(ロールバック)
- 前進復帰(ロールフォワード)
- チェックポイントの取得
- バックアップの取得
正解 ア問題へ
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解説
ロールバックは、トランザクションの途中、プログラムのバグなどでアプリケーションが強制終了した場合に、更新前ログを用いてデータベースをトランザクション開始直前の状態に戻す処理です。これに対してロールフォワードは、システム障害などでアプリケーションが強制終了したときに、更新後ログを用いて今まで処理したトランザクションを再現しシステム障害直前までデータベース情報を復帰させる処理です。
トランザクションは、処理がすべて実行されるか、または全く実行されない状態で終了する性質(原子性)があるので異常終了時にはトランザクション開始前の状態に戻すロールバック処理が行われます。
トランザクションは、処理がすべて実行されるか、または全く実行されない状態で終了する性質(原子性)があるので異常終了時にはトランザクション開始前の状態に戻すロールバック処理が行われます。
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