平成22年春期試験問題 午前問26
問26解説へ
一般に専門家が,様々なユーザーインタフェース設計によく当てはまる経験則を基にして,インタフェースを評価する方法はどれか。
- 回顧法
- 思考発話法
- 認知的ウォークスルー法
- ヒューリスティック評価法
正解 エ問題へ
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解説
ヒューリスティック評価は、Webユーザビリティの権威であるヤコブ・ニールセンによって提唱された手法です。
ヒューリスティックとは「経験則」の意で、ユーザビリティエンジニアやユーザーインタフェースデザイナ等の専門家が、設計仕様書や紙のプロトタイプを見ながら既知の経験則に照らし合わせてインタフェースを評価し、ユーザビリティ問題を明らかにする評価手法です。
ヒューリスティックとは「経験則」の意で、ユーザビリティエンジニアやユーザーインタフェースデザイナ等の専門家が、設計仕様書や紙のプロトタイプを見ながら既知の経験則に照らし合わせてインタフェースを評価し、ユーザビリティ問題を明らかにする評価手法です。
- 回顧法は、被験者にタスクを実行してもらい、専門家がその行動を観察し、事後の質問への回答とともに分析する手法です。
- 被験者にタスクを実行してもらうのは回顧法と同様ですが、思考発話法ではタスク実行時に操作方法を認知する過程をその都度、発話してもらいます。
- 認知的ウォークスルー法は、使いながら操作を理解していく際の認知モデルである探査学習理論に基づいた評価手法です。まず対象とするユーザー像を設定し、ユーザーの行動をシミュレーションしていくことで問題点を明らかにしていきます。
- 正しい。ヒューリスティック評価法は、ユーザビリティの専門家が経験則に基づいて問題点を評価する方法です。
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