平成29年春期試験問題 午前問11
問11解説へ
15Mバイトのプログラムを圧縮した状態でフラッシュメモリに格納している。プログラムの圧縮率が40%,フラッシュメモリから主記憶への転送速度が20Mバイト/秒であり,1Mバイトに圧縮されたデータの展開に主記憶上で0.03秒が掛かるとき,このプログラムが主記憶に展開されるまでの時間は何秒か。ここで,フラッシュメモリから主記憶への転送と圧縮データの展開は同時には行われないものとする。
- 0.48
- 0.75
- 0.93
- 1.20
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解説
データは圧縮された状態でフラッシュメモリから主記憶に転送された後、主記憶上で展開されます。転送と圧縮データの展開は同時には行われないとあるので、転送時間と展開時間の合計となります。
まず15Mバイトのデータを40%に圧縮した場合、圧縮後のデータ量は、
15[Mバイト]×0.4=6[Mバイト]
次に主記憶への転送時間を求めます。圧縮されたデータが6Mバイト、転送速度が20Mバイト/秒なので、転送時間は、
6[Mバイト]÷20[Mバイト/秒]=0.3[秒]
さらに1Mバイトの展開につき主記憶上で0.03秒が掛かるので、展開に要する時間は、
0.03[秒]×6[Mバイト]=0.18[秒]
以上より転送から展開までに要する総時間は、
0.3[秒]+0.18[秒]=0.48[秒]
したがって「ア」が正解です。
まず15Mバイトのデータを40%に圧縮した場合、圧縮後のデータ量は、
15[Mバイト]×0.4=6[Mバイト]
次に主記憶への転送時間を求めます。圧縮されたデータが6Mバイト、転送速度が20Mバイト/秒なので、転送時間は、
6[Mバイト]÷20[Mバイト/秒]=0.3[秒]
さらに1Mバイトの展開につき主記憶上で0.03秒が掛かるので、展開に要する時間は、
0.03[秒]×6[Mバイト]=0.18[秒]
以上より転送から展開までに要する総時間は、
0.3[秒]+0.18[秒]=0.48[秒]
したがって「ア」が正解です。
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