平成31年春期試験問題 午前問29
問29解説へ
ビッグデータのデータ貯蔵場所であるデータレイクの特徴として,適切なものはどれか。
- あらゆるデータをそのままの形式や構造で格納しておく。
- データ量を抑えるために,データの記述情報であるメタデータは格納しない。
- データを格納する前にデータ利用方法を設計し,それに沿ってスキーマをあらかじめ定義しておく。
- テキストファイルやバイナリデータなど,格納するデータの形式に応じてリポジトリを使い分ける。
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解説
データレイク(Data Lake)とは、川の流れのように絶えず流れ込んでくる多種多様な生データを、その規模にかかわらず、本来のフォーマットのまま蓄積しておく巨大な"貯水湖"です。蓄積するデータの生成元には、Webサイトやソーシャルメディア、モバイルアプリ及びIoTデバイスなどを含みます。
蓄積されたデータは、機械学習、予測分析、データ検出、プロファイリングなどに役立てられますが、どのように使用するかは基本的に利用者に任せられています。収集する範囲を決めずにそのままのデータが一元的に管理されているため、分析の際に求めるデータが不足したり、他システムから寄せ集めたりといった問題がなくなります。
蓄積されたデータは、機械学習、予測分析、データ検出、プロファイリングなどに役立てられますが、どのように使用するかは基本的に利用者に任せられています。収集する範囲を決めずにそのままのデータが一元的に管理されているため、分析の際に求めるデータが不足したり、他システムから寄せ集めたりといった問題がなくなります。
- 正しい。データレイクは、規模や種類にかかわらず、どのようなデータでもそのまま保存できるリポジトリです。
- 本来のフォーマットのまま保存します。
- 事前に用途や目的が決まっているわけではないので、データモデルは定義しません。
- 多種多様なデータが単一のデータレイクに混在して保存されます。
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