平成19年秋期試験問題 午前問6
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解説
集合演算則を用いて解く方法と、ベン図を用いて解く方法の2通りを解説します。
[集合演算則を用いた解法]
A・B+A・B+A・B
= A・(B+B)+A・B //第1項と第3項をAでくくる
= A+A・B //B+Bは1,1・X=X
= A・(A+B) //ド・モルガン則を逆に適用する
= A・A+A・B //分配の法則
= A・B //A・Aは0,0+X=X
A・Bは、NAND(not AND)回路の出力と同じなので正解は「イ」になります。
[ベン図を用いた解法]
第1項~第3項の論理式をベン図で表すと次のようになります。これら3つの集合の論理和をベン図で表すと以下のようになり、NANDを示しているため、正解は「イ」ということになります。
[集合演算則を用いた解法]
A・B+A・B+A・B
= A・(B+B)+A・B //第1項と第3項をAでくくる
= A+A・B //B+Bは1,1・X=X
= A・(A+B) //ド・モルガン則を逆に適用する
= A・A+A・B //分配の法則
= A・B //A・Aは0,0+X=X
A・Bは、NAND(not AND)回路の出力と同じなので正解は「イ」になります。
[ベン図を用いた解法]
第1項~第3項の論理式をベン図で表すと次のようになります。これら3つの集合の論理和をベン図で表すと以下のようになり、NANDを示しているため、正解は「イ」ということになります。
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