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平成19年秋季の問題23の回答と解説について [0284]

 ちゃっぴぃさん(No.1) 
過去問道場に掲載していただいている「平成19年秋季の問題23の回答と解説」について、回答と解説の順序があっていないような気がするのですが、自分の勘違いでしょうか?
IPAの過去問回答を見ると、回答はあっているので、解説の順序が逆のように思いました。
("3"と"4"が逆)

<問題>
ページング方式の仮想記憶においてアドレスを変換する処理を順に並べたものはどれか。ここで,処理A~Fは次のとおりである。
A.アクセス対象の仮想記憶アドレスに対応するページテーブルの先頭アドレスを得る。
B.アクセス対象の主記憶アドレスに対応するページテーブルの先頭アドレスを得る。
C.ページテーブルを検索し,該当ページの状態を調べる。
D.ページ内変位を加えて,求める仮想記憶アドレスを得る。
E.ページ内変位を加えて,求める主記憶アドレスを得る。
F.ページフォールトならばページイン処理を行う。

<回答>
A,C,F,E の順 (イ)

<解説>
仮想アドレスは、ページ番号とページ内変位(ページ内の位置)から構成されていて、実アドレスへの変換はページテーブルというアドレス対応表を用いて次のように行われます。1.仮想アドレスから、ページテーブル内の対象ページの先頭アドレスを得る
2.ページテーブルのページ情報に設定されているフラグ(ページフォールトビット)を見て、対象ページが主記憶に存在しているかを知る
3.ページテーブルから対象ページの主記憶上の位置を取得し、それに仮想アドレスのページ内変位を加えて求める主記憶上のアドレスを得る
4.ページフォールトであればページイン処理を行う。

<補足>
上記解説の"3"と"4"が逆のように思います。

以上、よろしくお願いします。
2014.02.19 05:17
管理人(No.2) 
ページフォールトであった場合には、ページインをしなければ主記憶上のアドレスを得ることができなくなってしまうので、

ページテーブルの先頭アドレスを得る
  ↓
対象ページを検索し、ページフォールトであるかをチェック
  ↓
ページフォールトであればページイン処理を行う
  ↓
ページテーブルの情報から主記憶上のアドレスを得る

が正しい手順です。

ご指摘の通り、"3"と"4"が逆になってしまっていたので訂正させていただきました。


2014.02.20 00:07
 ちゃっぴぃさん(No.3) 
早速のご回答ありがとうございました。
2014.02.20 19:37

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