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【ソ】からはじまるキーワード(10語)
- ソフトウェアライフサイクル
- ソフトウェア開発において、ソフトウェアの構想から廃棄に至るまでの一連のライフサイクルのこと。
共通フレーム2007の定義によると、企画、要件定義、開発、運用、保守の5つのプロセスから構成される。各プロセスの概要は以下の通り。- 企画プロセス
- 経営事業の目的、目標を達成するために必要とされるシステムへの要求事項をまとめ、実施計画を得る。
- 要件定義プロセス
- 新しく構築するシステムの仕様を明確化する。
- 開発プロセス
- 要求事項をもとに、顧客のニーズに合ったシステムを開発する。
- 運用プロセス
- 当初の目的の環境で、システム・ソフトウェア製品を運用する。
- 保守プロセス
- 運用後、障害を訂正したり、環境の変化や性能の向上などを目的としてソフトウェアを修正したりする。
IPFEAP ストラテジ系 - ソフトウェア保守
- 用開始後のソフトウェアに対して変更や機能改善への対応,プログラムの欠陥(バグ)への対応,ビジネス環境の変化に応じたプログラムの修正作業などを実施するプロセス。IPFEAP マネジメント系
- ソフトウェア品質特性
- ソフトウェアの品質を評価する基準。
ISO/IEC9126(JIS X 0129)において、機能性,信頼性,使用性,効率性,保守性,移植性の6つの特性と、それぞれの品質特性をさらに細分化した21の副特性が定められている。各品質特性の意味については以下の通り。- 機能性(Functionality)
- 目的から求められる必要な機能の実装の度合い
副特性として合目的性,正確性,相互運用性,標準適合性,セキュリティが含まれる。 - 信頼性(Reliability)
- 機能が正常動作し続ける度合い,障害の起こりにくさの度合い
副特性として成熟性,障害許容性,回復性が含まれる。 - 使用性(Usability)
- 分かりやすさ、使いやすさの度合い
副特性として理解性,習得性,運用性,魅力性が含まれる。 - 効率性(Efficiency)
- 目的達成のために使用する時間や資源の度合い
副特性として時間効率性,資源効率性が含まれる。 - 保守性(Maintainability)
- 保守(改訂)作業に必要な労力の度合い
副特性として解析性,変更性,安定性,試験性が含まれる。 - 移植性(Portability)
- 移植のしやすさ,別の環境へ移した際そのまま動作する度合い
副特性として環境適用性,設置性,規格適合性,置換性が含まれる。
IPFEAP マネジメント系 - ソフトウェア管理ガイドライン
- ソフトウェアの違法複製を防止するため,法人,団体などを対象として,ソフトウェアを使用するに当たって実行されるべき事項をとりまとめたものFEAP マネジメント系
- ソーシャルエンジニアリング Social Engineering
- 技術的な方法ではなく人の心理的な弱みに付け込んで、パスワードなどを不正に取得する方法。
ユーザになりすまして管理者に電話しパスワードを聞き出したり、パソコンの操作画面を盗み見してパスワードを取得する行為がある。IPFEAP テクノロジ系 - 損益計算書(P/L) そんえきけいさんしょ
- 会計期間における収益と費用を明らかにして企業の経営成績を表示した財務諸表。損益計算書には1年間の売上の金額と、それに対応する費用の内訳金額とそれにより得られた利益が記載され、利害関係者に企業の経営状況を伝える。IPFEAP ストラテジ系
- 疎結合マルチプロセッサシステム
- 複数のコンピュータを高速な通信システムで結合し、マルチプロセッサシステムとして利用できるようにしたもの。クラスタシステムとも呼ばれる。AP テクノロジ系
- 組織文化
- 企業のもつ個性,固有の企業らしさのことで社風とも呼ばれ,長年の企業活動の中で生み出され定着してきたもの。IP ストラテジ系
- 組織設計の原則 そしきせっけいのげんそく
- 経営組織という複数の人間を統制して目標を達成しようとする集まりで、効率的に組織を管理するための原則を示したもの。
- 専門化の原則
- 組織の中で仕事をするときに、分業をし各人が特定の仕事に専門化することで効率が高まるという考え方。
- 権限・責任一致の原則
- 各人ついて割りふられる権限と責任の重さは同じ大きさでなければいけないという考え方。
- 統制範囲の原則
- 1人の管理者が統制できる人数には限りがあるという考え方。単純な作業の場合15人~30人、複雑な作業の場合 6~7人程度が最適な部下の人数と考えられている。
- 命令統一性の原則
- 命令系統の一貫性を維持するため、各担当は1人の上司だけから命令を受けなければならないと言う考え方。
- 例外の原則(権限委譲の原則)
- 経営者(上司)は日常反復的な業務処理を下位レベルの者に委譲し例外的業務に専念すべきであるという考え方。権限委譲によって次世代管理者の育成などを期待することができる。
AP ストラテジ系 - 総資本回転率 そうしほんかいてんりつ
- 総資本(純資産+負債)に対してどれだけ売上をあげることができたのかを示す指標で、売上高÷(純資産+負債)で計算される。AP ストラテジ系