応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

平成27年秋季問74と平成22年秋季問79のは同じ問題ですが、解説に差があるようです。
コーポレートガバナンスとCSRの解説が混ざっています。

ご報告ありがとうございます。誤記を確認いたしました。

改めて問題を見たところ、「顧客，株主，従業員などの利害関係者の満足度を向上させ，企業の継続した発展を図る」の記述は、CSRではなく「ステークホルダマネジメント」と解釈するのがふさわしいと判断したので、この点も修正しました。

ステークホルダマネジメントは、一般的にはプロジェクトマネジメントの要素の一つであり、企業の継続した発展とは関わりが薄いと思います。

CSRのままでいいと思いますが。

ステークホルダマネジメントが、プロジェクトマネジメントの知識エリアの1つであることは存じておりますが、CSRの上位の概念として、経営上の視点におけるステークホルダマネジメントも存在すると考え、変更するに至りました。
CSRは一般的に"企業の社会的責任"という意味で用いられるように、「企業が社会の一員として自主的に利害関係者に関わり自身の責任を果たしていくという理念」であると認識しています。一方、この選択肢では、

「顧客，株主，従業員などの利害関係者の満足度を向上させ，企業の継続した発展を図る」

というように、社会的責任については明記されておりません。もちろんCSRの目的と合致してはいるのでCSRのままでもよかったのですが、この一文だけではCSRと断定するに至らないと考えたため、より広範な意味を持つ(経営上の視点から見た)ステークホルダマネジメントといたしました。

管理人様

ありがとうございます。納得しました。