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平成29年春期  午後問1設問5 [0792]

 doramomoさん(No.1) 
今更なんですが、平成29年春期午後問1設問5のエは何故不適切なのでしょうか?
情報セキュリティ被害発生後の事後対応に特化した体制を構築する事は、
セキュリティ被害の発生、再発を抑制する事には繋がりませんが
セキュリティ被害の拡大を抑制する事には繋がると思うのですが…
2017.08.05 19:54
昨年合格者さん(No.2) 
情報セキュリティ被害発生後の事後対応に「特化」するということは、インシデントの発生・再発を抑止する組織の存在やその方策自体を否定してしまうからではないでしょうか?
「エ」を選択してしまうと、

「ア」の「インシデント発見者がインシデントの内容を報告する窓口の設置」

という選択肢の内容と相反してしまい、解答として「ア」と「エ」を選択すると矛盾が生じてしまいます。

また、
「イ」の「原因究明から問題解決までを社外に頼らず独自に行う体制の構築」
「ウ」の「社員向けの情報セキュリティ教育及び啓発活動を行う体制の構築」

のどちらかを「エ」と同時に選択した場合、それぞれ

「情報セキュリティ被害発生後の事後対応に「特化」した社内での問題管理体制の構築」
「情報セキュリティ被害発生後の事後対応に「特化」した社員教育体制の構築」

となり、いずれもインシデントの発生・再発を抑制することができません。「オ」に関しては言わずもがなですので、省略いたします。個人的には以上にように考えたのですが、いかがでしょうか?
2017.08.05 21:00
通りすがりの者さん(No.3) 
下線④は「インシデントによる情報セキュリティ被害の発生,拡大及び再発を最少化するために社内に構築すべき対応体制」であり、doramomoさんは、「エ」の「情報セキュリティ被害発生後の事後対応に特化した体制の構築」は有効ではないかということですね。

「エ」だと、「インシデントによる情報セキュリティ被害の発生、拡大及び再発の最少化」のうち、「拡大」と「再発」の最少化にはつながりますが、「発生」の最小化にはつながりません。しかし、おそらくdoramomoさんは、「インシデントによる・・・・の最少化」の一部につながるなら、解答として選べるのではないかと思われたのでしょう。また、doramomoさんは、「ア」と「ウ」が間違いなく有効であることも理解されていることでしょう。

しかし、「エ」は、「発生」の最少化を意図的に断念したものと判断できますので、解答として選ぶわけにはいきません。
2017.08.05 22:59
通りすがりの者さん(No.4) 
追記します。

この設問5では、解答の候補として「イ」と「オ」が消去できて「ア」と「ウ」と「エ」が残ると、そのうち1つを落とさなければなりません。「ア」と「ウ」は明らかによさそう、「エ」は少し疑問、という感覚で、試験場では落ち着いて正解にたどりついてください。
2017.08.05 23:12
 doramomoさん(No.5) 
ご回答ありがとうございます。
なるほど、単独で成立しないとダメという事ですか。
自分の頭の中では「発生、再発」はウで抑制、「拡大」はエで抑制して
合わせ技で一本みたいに考えていました(笑)

2017.08.06 03:16

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