応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

図２の構成を冗長化したのが表１とあります。表1のeとｆはそれぞれ答えはVLAN10と
VLAN20で、L2SW2のp3はVLAN10が固定的に設定されているとします。
L2SW1のP1とP4のポートIDの設定が抜けているのですが、これは図２の「L2SW1のVLAN設定」
のままということでよろしいでしょうか？P1とP4の種別は両方ともポートVLANとなっており、
P1はVLAN10、P4はVLAN20のVLAN名が設定されています。

これを付け加えた上で表１と図２を考えます。PC1から部署１サーバへの通信を試みたが、L2SW1とL2SW2の通信が途絶えて、通信ができなくなったします。
STPがL2SW2とL2SW3の通信網を作り、L2SW3経由でL2SW1とその先の部署１サーバと通信する
ということでしょうか？L2SW2のP2がVLAN10に固定されているので、その先のL2SW3の
ポートもVLAN10を選択することになる、L2SW1のP3もVLAN10を選択し、VLAN10に固定されている
P1を経由して部署１サーバと繋がるという解釈でよろしいですか？

>>L2SW1のP1とP4のポートIDの設定が抜けているのですが、これは図２の「L2SW1のVLAN設定」のままということでよろしいでしょうか？
表1については「新たな追加設定」と書かれているので、その他の設定は変更しないという意味と捉えられるので、ななしさんのお考えでよいと思います。
>>STPがL2SW2とL2SW3の通信網を作り、L2SW3経由でL2SW1とその先の部署１サーバと通信するということでしょうか？
STPはループによるブロードキャストストーム、さらにはそれによるネットワークのメルトダウンを防ぐため一部のポートをブロックします。他の経路に問題が発生した場合その経路につながるポートをブロックし、当初のブロックポートを開放して新たな経路を作ります（その切り替えに50秒かかります）。ですので、この点についてもななんしさんの書かれている通りでよいと思います。
>>L2SW2のP2がVLAN10に固定されているので、その先のL2SW3のポートもVLAN10を選択することになる、L2SW1のP3もVLAN10を選択し、VLAN10に固定されているP1を経由して部署１サーバと繋がるという解釈でよろしいですか？
L2SW2のP2はSTP構成の場合表1で「VLAN10,VLAN20」に書き換えられるので、VLAN10に固定されているのはL2SW2のP3になります（おそらくP2とP3の単純な書き間違いだと思いますが）。フレームの伝達経路については書かれている通りだと思います。

返答ありがとうございました。
さて思うのですが、その後、PC2が部署2サーバにアクセスを頼んだ場合、
L2SW3のP1とL2SW1のP3はVLAN20の設定に切り替わる、それがタグVLAN
というモノなのでしょうか？

  タグVLANは、Ethernetフレームのヘッダにタグが埋め込まれて、そのタグによってフレームがどのVLANに属するかを判断するものです。ポートベースVLANが設定されているポートでタグの取り付け、取り外しが行われ、タグVLANのポートでは設定されてるVLANタグが付いたフレームの通過を許可するというイメージになると思います。
  PC2から部署2サーバへアクセスする場合、PC2から送られたフレームにSW3のP3でVLAN20タグを取り付け、SW3のP1とSW1のP3は「VLAN10,VLAN20」でどちらのVLANでも通過可能なので、VLAN20のタグ付きフレームはそのまま通過します。SW1ではP4がポートベースVLANでVLAN20となっているので、ここでフレームからVLANタグが外され、部署2サーバへ送信されます。逆に部署2サーバからPC2への通信の場合は、SW1のP4でVLANタグが取り付けられ、SW3のP3で取り外されます。

俺遅れ申し訳ないです。
どちらでも通れるというイメージなんですね。ありがとうございました。