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公式の解答が出ましたが・・・ [1171]

 Nasuさん(No.1) 
問8  情報システム開発
設問1のCが条件網羅になっていますが、これっておかしくないでしょうか?
問題文に「条件の真と偽の組合せを満たす」という記述があることから、
私は複数条件網羅だと思いました。
4社の予備校の解答速報でも条件網羅としていたところは無かったですし…。
IPAの解答が全てというのは分かるのですが、この解答には納得出来なかったので、
理解されている方がいらっしゃれば、解説して頂けるとありがたいです。
2018.06.15 15:57
3895さん(No.2) 
この投稿は投稿者により削除されました。(2018.06.15 17:31)
2018.06.15 17:31
助け人さん(No.3) 
AP ゴールドマイスター
この投稿は投稿者により削除されました。(2018.06.16 11:03)
2018.06.16 11:03
助け人さん(No.4) 
AP ゴールドマイスター
基本情報技術者ドットコムの平成30年春期 午前問49では、以下のとおりです。

条件網羅
判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
複数条件網羅
判定条件のすべての可能な結果の組合せを網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを作成する。

ある書籍では、以下のとおりです。(基本ドットコムとほとんど同じ)
条件網羅
判定条件が複数条件である場合に採用する方法。判定条件でそれぞれの条件が真と偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
複数条件網羅
判定条件のすべての可能な結果の組合せを網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計する。

条件網羅と複数条件網羅の説明では、「組合せ」といった表現が両方に現れ、区別しにくいですが、条件網羅は場合によっては命令を網羅できない欠点がありますので、複数条件網羅の説明として、「すべての命令を少なくとも1回は実行するように」と述べる必要があります。

今回の問題では、この表現がありませんので、条件網羅とするのが妥当です。

アイテックの「複数条件網羅」は珍しいミスです。TACの「分岐網羅」は問題外です。
2018.06.16 11:03
助け人さん(No.5) 
AP ゴールドマイスター
今回の問題で、Z社でのテストの方針と記述されれば、当然、複数条件網羅と思うのも無理はありません。そこをついた引っ掛けだったのかもしれませんが、命令を網羅できない可能性のある条件網羅がテストの方針なんて、普通では考えられません。と言っても、慰めにもなりませんが。
2018.06.16 11:27
 Nasuさん(No.6) 
>助け人さん
お返事ありがとうございます。
昨日寝る前に、解答速報で「複数条件網羅」と発表していたアイテックにも
「今回の公式解答に対する見解を教えて欲しい」とメールしてみました。
回答して頂けるか分かりませんが、土日はお休みらしいので
週明けに回答頂けることを期待したいと思います。

助け人さんが複数条件網羅の説明で必要だとおっしゃっている
>「すべての命令を少なくとも1回は実行するように」
の記述ですが、私の使っているTACの書籍では、条件網羅の説明として書かれています…。
(※正確には、「すべての条件について、真と偽を少なくとも1回はとる」
という記述ですが、意味的にはほぼ同じと解釈しました。)

また、TACの書籍の複数条件網羅の説明には、下記のように書かれています。
「条件がとり得るすべての組合せを網羅する」

今回の問題文では、「真と偽を少なくとも1回はとる」という表現は無く、
「条件の真偽の組合せを満たす」という表現がありましたので、
複数条件網羅が相応しいのでは?と考えました。
2018.06.16 14:07
 Nasuさん(No.7) 
>管理人様
月初めに実装された投稿者ID表示機能に関する質問になります。
スレッドに回答して頂いた「助け人」さんの投稿者IDが毎回異なっているのですが、
これらは全て別人という解釈で良いのでしょうか?
私的には同一人物のように感じるのですが…。
2018.06.16 14:13
助け人さん(No.8) 
AP ゴールドマイスター
まず、No.3、4、5は同一人物が同一PCで投稿したものです(笑)。確かに投稿者IDが違っていて変ですね。

それから、TACの書籍にある「すべての条件について、真と偽を少なくとも1回はとる」は条件網羅の説明として正しいですが、これでは、すべての命令を少なくとも1回は実行するとは限りません。

例えば、「A or B」が真なら命令1を、偽なら命令2を、となっているとします。条件網羅だと、
テストケース1:Aが真、Bが偽
テストケース2:Aが偽、Bが真
でもOKです。しかし、この二つのケースでは、命令2を実行しないので、命令を網羅しない場合に該当します。TACの書籍に、このあたりの注意事項が書いてありませんか?
2018.06.16 16:58
 Nasuさん(No.9) 
TACの書籍の記述については私の勘違いでした、すみません…。

しかし、やはりおかしい気がします。
助け人さんの例を使わせていただくと、
条件Aは真・偽の2パターン、条件Bも真・偽の2パターンなので、
「各条件の真偽の組合せを満たす」というのであれば、
組合せは2×2の4パターンのはずです。

ですが、条件網羅は、助け人さんがおっしゃっているように、
  テストケース1:Aが真、Bが偽
  テストケース2:Aが偽、Bが真
の2パターンの実施のみでOKとなるので、
「各条件の真偽の組合せを満たしている」とは言えないのではないでしょうか?

今回の件で参考になりそうな過去問を探しあてました。
https://www.ap-siken.com/kakomon/20_haru/q45.html

ここでは、条件網羅は下記のように説明されています。
「すべての判定条件文を構成する各条件式が,真になる場合と偽になる場合の両方がテストされるようにテストケースを設計する。」

この説明文であれば、組合せ云々という記述もなく、
助け人さんの例に合致していますので、私も納得できます。

今回の論点としては、問題文の「真及び偽の組合せを満たす」という記述を
どのように解釈するかによって変わってくるということではないかと思います。
2018.06.17 00:09
勉強中さん(No.10) 
問いを確認したところ、対象のテストの内容は、
「全ての条件分岐の箇所で、個々の判定条件の
真及び偽の組合せを満たすことを基準としたテスト」
となっていました。
「個々の判定条件の真及び偽の組合せ」となっているため、判定条件の組合せは、
対象外となっているのではないでしょうか。
2018.06.18 12:45
 Nasuさん(No.11) 
勉強中さん
お返事ありがとうございます。

「個々の判定条件の真及び偽の組合せを満たす」
№9でも書きましたが、やはり↑この部分の解釈の仕方だと思います。

①「個々の判定条件の真及び偽の両方をテストする」  や
②「個々の判定条件の真及び偽を少なくとも1回はテストする」
という説明文であれば、全パターンをテストする必要が無いということが分かるので、
「条件網羅」であると納得出来るのですが、今回の問題文では
「組合せを満たす」という表現が使われているため、
「全パターンをテストする複数条件網羅ではないか?」と考えました。

実際、№9で記載した過去問や、TACの書籍の条件網羅の説明文は
①や②の説明文となっています。

同じ解釈(複数条件網羅)をしていたプロの意見を聞いてみたいと思い、
この設問に関する見解をアイテックにも質問しています。
返事が頂けると良いのですが…。
2018.06.18 19:27
助け人さん(No.12) 
AP ゴールドマイスター
Nasuさん

「組合せを満たす」とあれば複数条件網羅ではないかということですね。

私の(No.4)では、
管理人様の条件網羅
判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
技術評論社の合格教本の条件網羅
判定条件が複数条件である場合に採用する方法。判定条件でそれぞれの条件が真と偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
で、条件網羅で「組み合わせた」という表現を使っています。

アイテックの回答を待ちたいものです。
2018.06.18 21:19
 Nasuさん(No.13) 
助け人さん

>「組合せを満たす」とあれば複数条件網羅ではないかということですね。
はい、そうなんです。
№4の助け人さんの投稿に関しても、私は下記のように解釈しました。

「組み合わせた」  …  組合せの一部だけでもOK
「組合せを満たす」  …  全ての組合せ

例えば、「組み合わせる」という言葉を「コップに水を入れる」
という言葉に置き換えたようなイメージを持っています。

「コップに水を入れる」  …  少しでもコップに水が入っていればOK
「コップに水を入れて満たす」  …  コップを全て水で満たす

日本語の難しいところでもありますよね…。

今日はアイテックからの回答は無さそうですが、納得のいく回答が欲しいです><
2018.06.18 22:04
 Nasuさん(No.14) 
>助け人さん
>勉強中さん

お待たせしました!
アイテックから返事がありましたので、要点だけ転載したいと思います。

【解答速報について】
① 問題文の記述からは,条件網羅,複数条件網羅のどちらかは判断できない。
② テストの最低基準として判定条件網羅は必須とされている。
③ 条件網羅では判定条件網羅を満たさないことがある。

以上、3点を考慮して、アイテックとしては「複数条件網羅」を解答例として発表した。

【公式解答について】
・公式解答が誤りとは言えないが、問題文が不十分であったということは否定できない。
・複数条件網羅が正解とされたかどうかは採点者にしか分からない。

とのことでした。

2年前に「違法ではないが不適切」という言葉がテレビで話題になりましたが、
それに準えると「誤りではないが不十分」といったところでしょうか…(;^_^A

アイテックでも「問題文が不十分」という見解でしたので、
これを受けて、私も先程、この件についてIPAにメッセージを送っておきました。
納得のいく説明をしろとか、正式解答を覆そうという意図ではなく、
今回の件を教訓にして、今後の試験作成に生かして欲しいなぁと思います。
2018.06.19 19:45
助け人さん(No.15) 
AP ゴールドマイスター
アイテックからの回答は、きっと、Nasuさんの期待通りで納得のいくものだったことでしょう。Nasuさんのすごいところは、そこで終わらず、IPAに改善を依頼するという行動に出ることです。見習わないといけません。

話はそれますが、基本情報技術者 平成27年秋期 午前問65(H24秋期 問64の再出題)の問題文に「ここで,内部収益率(IRR)は0とする。」という記述があり、IPAに対して、「内部収益率ではなく、年利率または割引率が正しいのではないか」とメールを送ったところ、「問題の内容についてはお答えできません」と、つっけんどんな回答がありました。しかし、おそらく、再度出題するときは、用語を変えると思います。
2018.06.19 20:55
 Nasuさん(No.16) 
助け人さん
大変恐縮なお言葉、ありがとうございますm(_ _)m

私は、残念ながら今回の試験は不合格でした…。
もともと甘めに採点しても60点丁度だったので、
例の設問が正解だったとしても不合格には変わりないのですが、
どうせ不合格が濃厚なのならば、納得した状態で秋の試験に向かいたいと思い、
掲示板で問題提起をして意見を求めてみました。
2018.06.20 13:09

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