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平成29年春期問6  設問3e,f [2508]

 まめた1212さん(No.1) 
お世話になります。
平成29年春期問6:データベースから、設問3e,fについて教えてください。
こちらの解答が「e:t1.項目値」、「f:t2.項目値」となっていますが、「e:t1.項目キー」、「f:t2.項目キー」では間違いでしょうか。

というか、書式ID、書式名、項目値、項目キー、項目名の違いが分かっておりません。。

私のつたないデータベースの武器(理解)ですと、
①エンティティという表の中に、列である属性があり、行であるタプルがある。
②エンティティという表の中身(ページ)は、運用とともに複数ページ作成されていき、それらのページを区別するための識別子=主キー(属性)
という理解です。

これらの理解と、上記の書式IDやら書式名やら、項目値、項目キー、項目名がそれぞれどこに対応するのやら、、、。:_;

データベースについてお詳しい方、どなたか、優しくご教示いただけませんでしょうか。

なにとぞ、よろしくお願いいたします。
2021.03.31 13:12
GinSanaさん(No.2) 
AP プラチナマイスター
この投稿は投稿者により削除されました。(2021.03.31 14:09)
2021.03.31 14:09
GinSanaさん(No.3) 
AP プラチナマイスター
>こちらの解答が「e:t1.項目値」、「f:t2.項目値」となっていますが、「e:t1.項目キー」、「f:t2.項目キー」では間違いでしょうか。

例えば、仮に項目キーだと、金額と別名をつけているのに、amountって返ってくるってことになります。
項目キーと項目値の違いは、項目キーに対して値が紐づいているってことです。連想配列とかそういうのを想像してください。
項目の定義が表1にあるので、理解云々というよりは、その通りのことですね。

書式名って大区分があって、中区分に項目キーがあって、その値がある、みたいな。

「申請書項目マスタ」エンティティで
こういう風に入れろよって定義を作っておいて、
「申請書項目」エンティティで実際に上がってきた申請書の内容が来るわけです。

申請書項目マスタ
書式ID:A01(購買稟議申請とする)
項目キー:name
項目名:品名
項目値の型:VARCHAR2
表示順:1

で、書式マスタが
書式マスタ
書式ID:A01
書式名:購買稟議申請
書式マスタから申請書項目マスタに矢印が向いているので、申請書項目マスタの書式IDは外部キー兼主キーで、
書式マスタを参照しているってことです。

で、申請書が
申請書ID:5001
書式ID:A01(空欄bのこと。外部キーなのでこれは書式IDが入る)
申請者ユーザID:9999(これはユーザから外部キー参照)
タイトル:備品購入申請
申請日:2021/03/31

として、

申請書項目が

申請書項目
申請書項目ID:ZZZ01
申請書ID:5001(申請書からの外部キー)
項目キー:name
項目値:パソコン

申請書項目
申請書項目ID:ZZZ02
申請書ID:5001(申請書からの外部キー)
項目キー:amount
項目値:70000

申請書項目
申請書項目ID:ZZZ03
申請書ID:5001(申請書からの外部キー)
項目キー:pay_date
項目値:2021/04/01

とかなったら、値が欲しいわけだから、項目値をselectの射影にしなきゃダメだよね、と。

2021.03.31 14:16
Updraftさん(No.4) 
1. 「e:t1.項目値」、「f:t2.項目値」となっていますが、「e:t1.項目キー」、「f:t2.項目キー」の違い
2. 書式ID、書式名、項目値、項目キー、項目名の違い
3. ①エンティティという表の中に、列である属性があり、行であるタプルがある。
4. ②エンティティという表の中身(ページ)は、運用とともに複数ページ作成されていき、それらのページを区別するための識別子=主キー(属性)

の4つについてお答えしようと思います。

<1.「e:t1.項目値」、「f:t2.項目値」となっていますが、「e:t1.項目キー」、「f:t2.項目キー」という指摘>
結論から言うと、違います。
「e:t1.項目値」、「f:t2.項目値」であっています。
詳しくは下記の2.書式ID、書式名、項目値、項目キー、項目名の違いでご説明したいと思います。

<2.書式ID、書式名、項目値、項目キー、項目名の違い>
まず、1.の続きとして項目値、項目キーの違いから解説します。
実際の問題で使用されている図などをもとに説明するので一緒に参照するとわかりやすいと思います。
項目値と項目キーがそれぞれ何を表しているかというと、**図1  作成画面レイアウト**と**表1  申請書項目と項目キー**を見ればわかると思います。
実際に値を当てはめて説明します。
項目値:金額
項目キー:amount
申請書項目テーブルは、項目ごとに行(データ)が挿入されます。
この設問3 e,fでは、金額を表示するので項目キー(識別子)ではなく実際の値である項目値が答えになります。
書式ID:1 ※実際の値は問題上に出現しないので適当な数値を当てはめています
書式名:図1  作成画面のレイアウト  左の書式のことを指す
試験を解く上でのポイントとなるのですが、こういったER図やSQLの中で使用されている列名の実際の値が知りたい場合は、図や表から読み解くと良いと思います。

<3.①エンティティという表の中に、列である属性があり、行であるタプルがある>
行や列には様々な別名があります。
少し気になったのでご説明したいと思います。
呼び名は対になっていますので、片方で行と指定するなら片方を紐付いた列という名称で呼ぶのが適切だと思います。
それぞれの対になっている名称を記述します。
基本に行と列を使用すると良いと思います。
「行」と「列」
「タプル」と「カラム」
「row」と「col」
「組」と「属性」

<4.②エンティティという表の中身(ページ)は、運用とともに複数ページ作成されていき、それらのページを区別するための識別子=主キー(属性)>
表の中身(ページ)という部分に少し違和感を覚えました。
ページと言う単位を使用するのはデータベースの表を説明する上で少し不適切だと思います。
自分が思う文章に訂正すると下記のようになります。
表(table)は、運用とともに行(row)が生成されていき、それらの行(row)を一意に識別するために主キー(primary key)が必要となる。
具体的に説明すると、図1と表1を使って申請書項目表の行データ生成を説明したいと思います。
品名、金額、支払先、支払日、説明の一つごとにデータが生成され合計で5行のデータが生成されます。
2021.03.31 15:01
 まめた1212さん(No.5) 
お返事おそくなりました。
GinSanaさん、Updraftさん、とても丁寧に解説していただき、本当にありがとうございました。

まず、項目の定義が表1にあることを見落としていました。。
そして、お二方の書込みによってそのことに気付かせていいただいたうえで、お二方の解説と自身の理解とがリンクしていることが確認できました。本当にありがとうございます。

また、行と列の名称の種類とオススメについて参考にさせていただきます!
そして、ページの更新ではなく、行が追加されていくということ、認識させていただきました。

おかげさまで、いまではどの過去問も8割程度とれるようになりました。。
当日、コケないようにがんばります。本当に、ありがとうございました。
2021.04.11 19:12

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