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平成26年秋期午後問10 設問2 [4415]

 教えてくださいさん(No.1) 
平成26年秋期午後問10 設問2について

自分の回答は「経年不良によるエラーのため、交換しても数年後に再発してしまうから」で、
当サイトの判定で0%と判定されました。

当サイトはすべての回答パターンを網羅しているわけではないので、公式の回答と違う場合に0%と判定されているのは承知しておりますが、上記の回答で点数はもらえそうでしょうか。

自分の判断だと、100%で点数はもらえると思いますが、減点される要素等ありましたらご教示ください。

よろしくお願いいたします。





https://www.ap-siken.com/kakomon/26_aki/pm10.html
2023.08.24 08:36
pixさん(No.2) 
AP シルバーマイスター
以下2つの解答は意味合いが違います。
正答:
「故障したディスクを交換しても,他のディスクが故障する可能性があるから」
スレ主様の解答:
「経年不良によるエラーのため、交換しても数年後に再発してしまうから」

この問題をイメージするにはオンプレミス環境でのRAIDディスク装置の運用経験が
必要と思われます。

RAIDディスク装置が10本のディスクで構成されていると想定します。
この10本は運用開始時から同じ時間稼働していることになります。
おおよそ5年をすぎたころからディスクは寿命を迎える場合が多いです。
ディスクが寿命を迎え始めると、ディスク障害が頻発して発生しがちです。

本文にも
・一昨年度と昨年度に1度ずつ
・上半期に既に2度
とすでに4本ディスク障害が発生しており、発生間隔も短くなっています。
そのため障害発生の1本づつ交換したとしても、未交換のディスクが短期間で
ディスク障害を起こす可能性が非常に高いです。
そのような背景から、正答である
「故障したディスクを交換しても,他のディスクが故障する可能性があるから」
が導き出されます。

スレ主様の解答:
「経年不良によるエラーのため、交換しても数年後に再発してしまうから」だと、
今回ディスク障害が発生し、交換して新品になったディスクが数年後に障害が
発生するという意味です。
直近に発生しうる他のディスクの障害を考慮していないことになります。

ちなみに恒久対応としては
・予防保全として、ディスク障害発生前に全てのディスクを新品と交換する
・ディスク装置自体を高信頼性のものに置き換える
・オンプレミスのRAIDディスク装置をやめ、クラウドのディスクへ移行する
などが考えられます。
2023.08.24 09:03
 教えてくださいさん(No.3) 
pixさん

ご丁寧にありがとうございます。
RAIDディスク装置の実務経験はなく、pixさんが説明されている「RAIDディスク装置が10本のディスクで構成」が、まずイメージできていませんでした。

他のディスクが故障する可能性があるから、交換は恒久策にはならないことに触れる必要があるのですね。

ありがとうございました。
2023.08.24 10:33

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