応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

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設問2と設問4(２)についてです。

設問2
私の回答は「すべてのシステム障害に対し記録、分析を行う」としました。
根拠としている本文は回答と同じ部分です。
全く集計していない利用部門やシステム運用部門においても５割は分析されていないため
この両方を分析対象としたほうが障害管理の改善にはよいと考えたからです。
またシステム部門において、５割のみ分析している理由もなかったため、そう考えました。
そこで、なぜ利用者部門のみ分析対象とするのか教えていただけないでしょうか？

設問4(２)
私の回答は「障害レベルCの経営層への報告を対応後とする」としました。
根拠としている部分は大体同じだと思います。
経営層は「障害レベルCは後で報告してほしい」といっているにすぎず、回答の表現のような「報告はしなくていい」とは言っていないと思います。
どのように考えれば回答のような表現になるのか教えていただけないでしょうか。

以上２点になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

設問２について
私なら、こう考えます。

まず、問題には「システム障害の分析範囲を広げ」るとありますから、現状分析していないものを新たに含めると言うことです。そこが表現されていなければ、問題に対する適切な答えにはなりません。この点、全ての障害としてしまえば現状分析しているものも含まれてしまうので、適切とは言い難いでしょう。したがって、現状分析していない「利用部門」というキーワードを入れるべきということです。

また、「システム運用部門においても５割は分析されていない」とおっしゃっていますが、問題文にはそう書いていませんので、問題の捉え方が誤っているのではないでしょうか。問題文には「障害の原因を詳細に分析して記述しているものは全体の5割程度」と書いていますが、一方で「システム障害報告書の記述内容やシステム運用部の障害分析報告を見る限りでは，依然としてシステム障害の原因の分析が浅く，部分的なものにとどまっている」とも、ありますので、ここから読み取れるのは、詳細な分析は５割程度であって、分析していないのが５割とは読み取れません。浅い分析であっても、分析したか否かという事実でいうと分析したんでしょう。

設問4(2)についてです。何についてを聞かれているかよく読みましょう。
「障害発生時」の経営陣に対する報告です。発生時に現状の全てメールで報告しているのをどう改善するかということです。
「障害レベルCは後で報告してほしい」といっているにすぎないのは確かですが、設問で聞かれているのは発生時にどうするかなので、「発生時には報告しなくていい」のです。

日本語読解さんご説明ありがとうございます。

両問題とも納得できました。
ご説明を受けると理解ができました。
制限時間の中で焦る気持ちもあり、文章の細かな読解ができていなかったとわかりました。
現在の私には大変貴重なご意見でした。

ありがとうございました。