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平成28年秋期午後問1 [5325]

 こじさん(No.1) 
設問3 (1)
本文中の下線①で,マニューシャ方式は実害が少ないとT君が考えた理由を,その特徴に着目して25字以内で述べよ。

回答ではマニューシャ方式では指紋の特徴点のみを保存している
→実際の指紋は保存していないので生体認証を突破されることはない

という考え方なのはわかるのですが、これは生体認証自体は指紋全体が合致していないと突破されないのですか?
特徴点が合っていて他が違っていても、特徴点のみ保存だとしたら突破されてしまうのではと思ったのですが。
2024.09.09 10:35
GinSanaさん(No.2) 
AP プラチナマイスター
>これは生体認証自体は指紋全体が合致していないと突破されないのですか?
生体認証では指紋全体を画像として採取して判定するので、その通りです。
>特徴点が合っていて他が違っていても、特徴点のみ保存だとしたら突破されてしまうのではと思ったのですが。
理屈上はそうです。マニューシャの出現数もスキャンの仕方で結構変わるようで、65から多いと80くらいある人もいるようで、その中でも1個くらいはかぶるマニューシャもあるそう(『指紋認証におけるマニューシャ変動の調査』というのがネットに転がっていた)なので、まあ「そういうことももしかしたらあるかもね、だいぶ天文学的な数値かもしれないけど」くらいの話です。80もあって全部かぶったら怖いですね。
2024.09.09 11:06
momochanさん(No.3) 
>生体認証自体は指紋全体が合致していないと突破されないのですか?
生体認証においては、入力特徴データと登録特徴データを照合してスコアを算出し、類似度が高い場合に本人と一致するとの判定を行います。
入力特徴データは湿度や気温など環境条件により異なりますので登録特徴データと完全に一致することはありません。
そのため、入力特徴データと登録特徴データとの類似度のスコア計算結果は、あらかじめ設定された閾値(判定値)と比較され、本人との一致/不一致が判定されます。
生体認証において、どのように閾値を定めても、誤って他人を受け入れる可能性を無くし、かつ誤って本人を拒否する可能性を無くすことはできません。

>特徴点が合っていて他が違っていても、特徴点のみ保存だとしたら突破されてしまうのではと思ったのですが。
生体認証で使用する生体情報はPCのセンサで読み取ります。
センサに読み取らせるには指紋が必要ですが、マニューシャ方式の指紋特徴点だけでは元の指紋全体を再現できないと言っています。
指紋が再現できなければ、センサに指紋を読み取らせることもできないということでしょう。
センサを経由しないで突破する方法があるのかはわかりません。
センサで読み取ることを前提とした話です。
2024.09.09 12:38
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