情報に関する理論 (全53問中53問目)

No.53

式a+b×cの逆ポーランド表記法による表現として,正しいものはどれか。
  • +×cba
  • ×+abc
  • abc×+
  • cba+×
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 R2秋期 問3
  • 応用情報技術者 R6秋期 問3
  • 応用情報技術者 H23秋期 問2

分類

テクノロジ系 » 基礎理論 » 情報に関する理論

正解

解説

逆ポーランド表記法(後置表記法)は、演算子を被演算子の右側に記述する表記法です。

通常の式を逆ポーランド表記法で表現するための基本は、「a+b」を「ab+」に変換することです。この変換を、1度変換が完了した部分を1つの項とみなすことに注意しながら、普通に計算式を解くのと同じ順番で行っていくことで逆ポーランド表記法の式になります。なお、変換を行う優先順位は通常の計算式と同様に、括弧内"()"→積商算(×÷)→和差算(+-) の順番です。

最初に「b×c」の部分を変換します。
 a+b×c → a+bc×

次に「bc×」を1つの項とみなして「a」との+演算部分を変換します。
 abc× → abc×+

以上で式a+b×cの逆ポーランド表記法への変換が完了します。よって正解は「ウ」です。
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