通信プロトコル (全97問中33問目)
No.33
イーサネットで用いられるブロードキャストフレームによるデータ伝送の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成30年秋期 問33
- 同一セグメント内の全てのノードに対して,送信元が一度の送信でデータを伝送する。
- 同一セグメント内の全てのノードに対して,送信元が順番にデータを伝送する。
- 同一セグメント内の選択された複数のノードに対して,送信元が一度の送信でデータを伝送する。
- 同一セグメント内の選択された複数のノードに対して,送信元が順番にデータを伝送する。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R3秋期 問31
- 応用情報技術者 H25秋期 問34
- 基本情報技術者 H19秋期 問57
- ソフトウェア開発技術者 H17秋期 問59
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » 通信プロトコル
正解
ア
解説
ブロードキャストとは、あるネットワークに属するすべてのノードに対してデータを同時伝送することです。
ブロードキャストを行うには、IPアドレスのホスト部のビットをすべて「1」にしたアドレスを宛先に設定します。このホスト部が全て1のフレームを「ブロードキャストフレーム」といいます。1つのノードから送信されたブロードキャストフレームは、ブリッジで複製されセグメント内の全てのノードに向けて送信されます。
送信対象は「同一セグメント内の全てのノード」、送信タイミングは「一度に全部」なので「ア」の記述が適切です。
なお、選択された複数のノードに対して1度の送信でパケットを送信することを「マルチキャスト」、単一の相手に対して送信することを「ユニキャスト」といいます。
ブロードキャストを行うには、IPアドレスのホスト部のビットをすべて「1」にしたアドレスを宛先に設定します。このホスト部が全て1のフレームを「ブロードキャストフレーム」といいます。1つのノードから送信されたブロードキャストフレームは、ブリッジで複製されセグメント内の全てのノードに向けて送信されます。
送信対象は「同一セグメント内の全てのノード」、送信タイミングは「一度に全部」なので「ア」の記述が適切です。
なお、選択された複数のノードに対して1度の送信でパケットを送信することを「マルチキャスト」、単一の相手に対して送信することを「ユニキャスト」といいます。